JINDAI SPOT LIGHT

一度決めたことは
最後まで貫き通したい

人間科学部 人間科学科 2年 陸上競技部
内藤 未唯さん
Miyu NAITO

陸上競技部のマネージャーから国内トップクラスの大会で上位に。
世界を目指す女子競歩界のホープ

国内トップ選手が集う春の全日本競歩能美大会女子20キロ競歩で学生1位、全体2位。世界ランキングでは54位※1となり一躍、女子競歩界のホープとして注目を集めている内藤未唯さん。本格的に陸上をはじめたのは高校時代。しかも最初はマネージャーだったという。

「みんなの頑張る姿を見て私もやりたくなったんです。速さだけではなく、フォームの美しさを維持しながら持久力も求められる奥深さに競歩の魅力を感じました。体力には自信がありましたし、まだ競技人口が少なかったので、上位を狙えるかもという気持ちもありました」試行錯誤を繰り返すうち、徐々に結果が出はじめ、大学からスカウトの声がかかるほどに。しかし「スポーツでの進学は本意ではない」と、一般入試で神大に入学。「趣味程度に」という気持ちで陸上競技部に入部したが、大きく記録が伸びた。

「両親の教育もあって、物事に継続してコツコツ取り組むのは得意。一度決めたことは最後までやりきらないと気持ちが悪いんです(笑)」神大でも練習計画は自分で考案。講義と練習の合間を縫って炊事洗濯をこなし、コンディションを整える。

「結果に伴ってサポートも増えていますし、いまはここまで来たらもっと上を目指したいという気持ちです」
次の目標はユニバーシアード出場。それが世界挑戦の第一歩となる。

※1 2022年10月25日現在

※取材当時の内容です
(2022年12月発行「神大スタイル337号」より)

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