JINDAI SPOT LIGHT

キャンドルナイトを通して、
地域の新しい魅力を
みんなにも知ってほしい

経済学部 経済学科 4年
吉田 堅迅さん
Kento YOSHIDA

3000個のキャンドルの光で、
六角橋の街を明るく照らす。
世代を問わず、地域の人たちが
楽しめるイベントを。

2018年からはじまった「まち×学生プロジェクトplus+」が手がけるキャンドルナイト。その実行委員の吉田堅迅さんは、11月24日に行われた横浜キャンパスでの一斉点灯当日、キャンパス内を奔走していた。

「一斉点灯の当日は忙しすぎて、3000個のキャンドルホルダーが並ぶ様子を楽しむ余裕はあまりありませんでした(笑)。でも、何か月もかけて準備をしてきたことが実際に形になったことや、当日来場してくれた方たちの喜ぶ顔が見られたことを嬉しく思っています」

プロジェクトの実行委員には、学生だけでなく社会人のメンバーもいる。今年の新たな試みとして、六角橋商店街のさまざまな店舗でのキャンドルホルダーづくりのワークショップ開催やパンフレットの制作などを行った。

「それぞれの予定があるなかで、ひとつの目標に向かって集まることがこんなに大変だとは思いませんでした。ただ、普段関わることのない年代の方たちと交流できたことは、私にとって貴重な経験になったと思います」

吉田さん自身が1~2年生のときはリモート授業が多く、実際に六角橋商店街を歩くことは少なかったそう。昨年から実行委員としてキャンドルナイトに関わるうちに、「今まで知らなかった地域の魅力や歴史が知れて、六角橋の街への愛着も沸きました」と自身の気持ちの変化も感じている。

昨年よりキャンドルホルダーの数も多くなり、それに比例して一斉点灯の来場者数もより増えたと話題になっている。

「今年は新たな試みをいくつか行いましたが、来年も必ずしも同じことをしなくてもいいと思っています。幅広い年齢の方が楽しめることを念頭に、地域のことを一番に考えたイベントになってほしいです」

キャンドルナイトのインスタグラムはこちら

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