JINDAI SPOT LIGHT

学生消防団員の経験と
ゼミでの学びから
防災ボランティアサークルを
立ち上げ。
地域の期待を背負い、
活動の拡大を目指す。

法学部 自治行政学科 4年
若山 翔太さん
Shota WAKAYAMA

ひとつでも多くの命を守るために
「今の自分にできること」を探す

火事や災害から人々を守るために活動する「消防団」。実は近年、その団員数の減少や高齢化が深刻な問題となっている。若山翔太さんは、そんな危機的状況を改善すべく立ち上がった。

若山さんは、1年生の9月に消防団に入団。地域貢献活動をしたいと考えていたところ、先輩からの紹介で「学生消防団員」の存在を知った。
「学生消防団員は、消防団の取り組みや火事のリスクに関する情報発信を行ったり、消防士の後方支援を担ったりします。また、毎年7月に開催される“ポンプ操法大会(消防器具の操作技術を競う大会)”への参加も代表的な活動です」

学生消防団員として活動を始めた若山さんが「消防団の課題」について考えるようになったきっかけは、ゼミの授業だったという。
「公共政策の研究で近年の消防団が抱える課題を深く学び、当事者である自分にできることを考えるようになりました。そして、消防署からも後押しを受け、学生消防団員の仲間たちと防災ボランティアサークルを立ち上げたんです」

サークルのおもな活動は、防災啓発活動だ。たとえば昨年11月に横浜キャンパスで催された「防災フェア」では、参加者に傷病者の搬送方法をレクチャーした。
「今後は学外イベントへの参加や、学生寮での救命講習を計画中。消防署と連携しながら、ひとりでも多くの方に“命を守るための知識”を伝えていきます」

若山さんは卒業後、東京消防庁に入庁する。消防団とサークルでの学びを活かし、将来的には救急隊員として活躍したいそうだ。
「ゼロからサークルを立ち上げ、消防団では班長の職を経験し、リーダーシップを磨けました。そうやって学生時代に成長を実感できたことは、大きな収穫。卒業後も挑戦する姿勢を大切に、多くの人を救える隊員を目指します!」

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