JINDAI SPOT LIGHT

原点はおばあちゃんの笑顔。
人に優しさをもたらし、
人々を喜ばせるデザインを
追求していきたい。

経営学部 国際経営学科 4年
亀ケ谷 心佑さん
Miyu KAMEGAYA

喜んでもらった笑顔が原動力。
抹茶アートは将来への方向性を
示してくれました。

SNSに投稿する抹茶アートの写真が話題を呼んでいる亀ケ谷心佑さん。「幼少期から絵を描くことが好きでした。おばあちゃんや親戚に作品を見せて喜んでもらったことが原点になったのだと思います」

新型コロナウィルスの影響でほとんど通学できなかった1年生の時、何かおもしろいことがしたいと抹茶アートをSNSに投稿し始めた。
「もともと、中学高校と茶道部に所属していたこともあり、大好きな抹茶で何かしたいと思っていました。最初は趣味程度だったのですが、予想外に多くのいいねをもらい、次第に多くのフォロワーを獲得しました」

※神奈川大学マスコットキャラクター JIN&KANA

また洋服や小物など、普段から抹茶色のアイテムを身に着けているほど、抹茶好きだという。
「大学へ抹茶色の服を着てくることも多いので、友人からも”抹茶の人”というイメージをもたれています(笑)」

SNSへ抹茶アートを投稿していくうちに、実際にお客様に提供する機会をつくりたいという願望が高まった。自ら京都のお茶屋さんに売り込み、抹茶アートのイベントを実現。イベントは高評価を得て、売り上げも通常の約25%増加したとのこと。「改めてデザインはすごいなって思いました。デザインは人を喜ばせるだけでなく、ビジネスにも影響を与えるんだと実感しました」

さらに、3年生の時にはイギリスのヨークに短期留学。現地でも抹茶アートを提供し、大好評だったという。「今後は海外の方向けに抹茶アートの提供やイベントの開催も考えています」とグローバルな視点での展望も語った。

卒業後はデザイナーとして就職が決まっている亀ケ谷さん。「デザインは情報の整理やコミュニケーション円滑化のためのツールだと思います。抹茶アートも含めてデザインが人々に喜びを提供し、誰かの役に立つことを目指して、これからもデザインを勉強したいです」

※みなとみらいキャンパス21階アクティブキッチンにて撮影。学生の利用は現在受け付けていません(2024年2月現在)

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