JINDAI SPOT LIGHT

ロサンゼルスオリンピック
出場に向け海外遠征もしながら
成長を目指す日々。
「その先の夢」を叶える
学業にも励んでいます!

人間科学部 人間科学科 3年
三浦 帆香さん
Honoka MIURA

選手として、ひとりの人として
神大での4年間で夢に近づきたい

海上で風や波を読んでヨットを操り、いち早くフィニッシュラインを通過することを目指す競技、セーリング。三浦帆香さんは、小学校3年生から本格的に競技セーリングの世界に飛び込んだ。そして中学で世界選手権の代表になり、高校では国体で優勝。現在も、日本セーリング界のトップクラスの選手として活躍している。

そんな三浦さんが目標に見据えるのが、オリンピックへの出場だ。2028年のロサンゼルス大会、2032年のブリスベン大会での代表入りに向けて練習に励んでいるという。
「セーリングで勝つには、体力や技術だけでなく、メンタルも必要です。レース中は、ライバルたちと互いのルール違反の有無をめぐって主張し合うことが日常茶飯事。とくに海外の選手は迫力があるため、気圧されずに意見するのは難しいんです。でも、昨年はひとりで海外の大会に参加する機会が多々あり、メンタルを強化できたと感じています。試合だけでなく、言葉が通じない環境で数週間生活したことでも鍛えられました」

目標に向け、着実に前進する三浦さん。神大に入学してからは、選手引退後のキャリアについても具体的に考えるようになったと話す。

「中学や高校の思い出を振り返ると、本当にセーリング一色でした。でも、神大で勉強するなかで視野が広がり、引退後のキャリアも描けるようになったんです。具体的には、プロアスリートのサポートやチームの運営に携わりたいと考えています。興味をもったきっかけは趣味のプロ野球観戦ですが、スポーツ産業論の授業で知識を深められたことで、夢の輪郭が明確になりました。
これからもセーリングの一選手としてしっかりと練習に励みつつ、その先につながる学業にも一生懸命に取り組んで、神大で“未来のための準備”をしていきます!」

ポートレート撮影:吉原大翔(学生編集スタッフ)

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