ゼミ・研究室探訪

ゼミ・名称

上野正也研究室

学部・学科

建築学部 建築学科

研究テーマ

創造性を活かしたまちづくり

山家京子先生の研究室と協働で自治体のまちづくりプロジェクトに参加。プロジェクト内容や課題に合わせて学生がアイデアを出し合って決めたプランを実践する。研究室は3年後期から。4年前期からは実践的なまちづくり活動と並行して卒業研究をはじめ、後期は卒業研究に専念する。

Member

建築とまちづくりを軸に幅広いテーマが研究対象になります

学生は現在、4年生6人と3年生7人。建築学科は3年後期から研究室がはじまり、4年進級時に所属研究室の変更も可能だ。

自治体と協働する、実践的なまちづくり活動に参加。
設計にとどまらず幅広い分野が研究対象に

「建築学はあらゆる領域に関わっている」という観点から、都市やまちの視点からみた建築について幅広く学べるのが上野正也研究室の特徴だ。
「研究テーマは『創造性を活かしたまちづくり』。建築学は、設計した建物をどう活用・維持するかまでが非常に重要です。建築を設計する力を基礎としながら、建築物はもちろん、都市空間や自治体の政策、人々の暮らしや文化など、まちにまつわることならなんでも研究対象になり得ます」

民間企業や自治体と協働したまちづくり活動への参加は、上野研究室ならではの貴重な体験だ。
「世の中のモノ・コトは目に見えるものだけで作られているわけではありません。風習や歴史、行政、人々が込めた思いなど、さまざまな事象がその背景にあります。研究室でまちづくりに参加することでそういったことを実際に体験して、自分のなかで消化してほしいですね」

学生の卒業後の進路はさまざま。研究室での体験が、新たな分野への興味のきっかけになることもある。「既存の枠にとらわれないようなテーマに取り組みたいという学生も、将来なにをすべきなのか迷っている学生も大歓迎です。新しいなにかが見つかる手伝いをしますよ」

学生が考案したまちづくりのアイデアが、先生の指導やディスカッションを経て具現化していく。

京急電鉄・神奈川大学・川崎市の産学官連携協定に基づく活動で行ったチョークアートイベント。京急電鉄の八丁畷駅前空地の活用検討に向けて実験的にイベントを開催し、地域ニーズの発掘とまちづくりの担い手発掘を目指した。※山家京子研究室と協働

「関内外OPEN !14」への出展作品。広場にさまざまな高さや素材でできたテーブルをクロソイド曲線状に並べ、クリエーターの椅子を配置した。※田野耕平+日本工学院八王子専門学校学生と協働

意外な一面を発見!?

私は
料理
が好きです!

昔から料理をするのも食べるのも好き。家では妻と子どもふたりと暮らしていますが、料理は主に私が担当。ご飯も米と水は同じ産地のものを使い、土鍋で炊くなどこだわるときはかなりこだわります。写真はコブサラダ。複数の野菜をダイス状にカットして、同じ大きさに揃えると盛り付けたときに美しくなります。食材の組み合わせによって食感も変わるところが興味深い。自分で作った料理と好きなお酒を楽しむ時間は本当に幸せですね。

※取材当時の内容です
(2022年12月発行「神大スタイル337号」より)

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