JINDAI SPOT LIGHT

自分の夢を叶えるために
始めた会社は
たくさんの仲間の夢も乗せて成長中
目指すは“みんなで一緒に”勝つこと

経営学部 国際経営学科 3年
髙橋 良太さん
Ryota TAKAHASHI

20代でサッカーチームのオーナーに!
大きな夢を叶えるべく起業に挑戦

髙橋良太さんは、大学生でありながら、自らが起業した2つの事業の経営者でもある 。経営するのはいずれも営業代行の会社で、それぞれ訪問販売とテレアポの事業を展開。営業代行の事業を始めてからはまだ1年も経っていないが、現時点で15名の従業員を抱え、2つの会社と代理店契約もしている。髙橋さんは「来期は売上1億円を目指したい」と力強く話してくれた。

そんな髙橋さんが起業に挑戦した理由は、「プロサッカーチームを経営したい」という夢を叶えるためだったという。
「小学生のときから12年間続けたサッカーをケガでやめざるをえなくなり、大学からは別の角度からサッカーに携わろうと考え、横浜FCのインターンシップに参加。広報スタッフとして、公式Instagramの運営をはじめとしたプロモーションを担当しました。その活動の中で、勝敗を左右するチーム運営の核心に関わりたい、と強く思うようになり、やがて“チームのオーナーになりたい”と考えるようになったんです。そのための資金を調達すべく、起業を決断しました」

起業にあたっては、SNSの活用や、サッカー観戦の遠征中にヒッチハイクで築いた縁を頼ったり、学生起業家などたくさんの人に相談したという。アドバイスを受け、 まずは起業の資金を集めるために、地元秋田県でPK大会を主催した。
「スポンサーを獲得するために営業したり、サッカーチームを訪問して協力を仰いだりと、がむしゃらに奔走しました。結果的に250人もの方に参加していただき、大会は大成功を収めましたよ。自分に自信をつけられたのも大きな収穫だったと感じています」

そして、PK大会で集めた資金を元手に起業。当初は身近にいた学生起業家の方を手本とし、受託開発の事業に取り組んだが、いい結果を出せなかったという。
「私にプログラミングの知識があまりなかったこともあり、なかなか軌道に乗りませんでした。その間にせっかく集めた資金はどんどんすり減り、ショート寸前に……。必死に駆け回った時間が水の泡になるのではと焦る日々が続きましたね。時には会社経営を諦めたい気持ちも生まれましたが、自身の夢のためには挑戦し続けなければならないと、PK大会での成功経験を糧に、必死で自分を奮い立たせていました。
そんな状況を打開すべく、営業代行の会社を営む経営者に弟子入りし、採用や組織づくりを含めたノウハウを学びました。そして昨年の春頃に、受託開発から現在の営業代行の事業に舵を切ったんです」
髙橋さんの決断は功を奏し、会社は急成長を遂げている。
「事業内容の見直しに加え、全員が仕事に全力投球する文化を醸成できたことも成功の大きな要因だと考えています。もともと組織の雰囲気づくりや仲間を鼓舞することを重視していましたが、加えて、メンバーそれぞれの目標に向けたコミュニケーションを密にとることを徹底し、関係の構築に尽力してきました」

信頼できる仲間ができた今、髙橋さんが達成感を覚えるのは、業績が伸びたときだけではないという。
「従業員が楽しそうに働き、成長していく姿を見たときに、起業してよかったと心から思います。それから、彼らの夢の実現をサポートできたときの達成感はひとしお。当社の従業員は全員が大学生で、多くが“起業したい”、“自分の店をもちたい”といった夢をもって働いているのですが、その中から実際に会社を立ち上げるメンバーが出てきたんです。私が夢のために起業したように、仲間がそれぞれ夢に向かって羽ばたいた姿を見た時は、とても感慨深かったですね」

最後に髙橋さんに聞いたのは、自身と会社のこれからについて。
「私個人は20代のうちにサッカーチームのオーナーになることを目標に掲げており、そのためには従業員やパートナー企業をもっと増やして、会社を大きくしていかなければと考えています。
そのうえで重視しているのが、仲間たちと力を合わせて勝ちを獲りにいくこと。私自身やみんなの夢をつなげる会社を、みんなで育てていければと思います」

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