愛しの横浜

” 国際都市” 横浜で生まれたもの。横浜発祥を探求。

「新聞」と「アイスクリーム」が、実は横浜生まれ!?

ナポリタン、ドリア、食パン、鉄道など、横浜発祥のものは数多くあります。開港以来、横浜に外国の文化や品物がいち早く伝えらたことがきっかけとなっており、現代にもその魅力を感じられる場所も多くあります。
今回は「文化」と「食」の面から、「新聞」と「あいすくりん(アイスクリーム)」を探求します。

新聞編

開港地横浜で生まれた日本初の日本語による
日刊新聞

さまざまな「日本初」をもつ横浜ですが、日本語で毎日発刊される新聞の発祥も横浜。今回はみなとみらい線「日本大通り駅」直結の体験型ミュージアム「ニュースパーク」を紹介します。

日本新聞博物館 ニュースパーク

ニュースパークは、歴史的資料や取材体験ゲームなどを通じて、新聞の歴史やジャーナリズムの果たす役割などを学べる体験型ミュージアムです。今回は日本における新聞の発祥や現代の情報共有方法などについて取材していきます。

新聞が果たす役割を学べる
体験型ミュージアム!

日本初の日本語日刊紙は横浜で1871(旧暦で明治3)年に誕生しました。
それまでは、英字新聞や、海外の新聞をもとにした翻訳新聞などが発刊されていました。

日刊紙の歴史に触れる

横浜は、港町として発展し、人と物、お金、情報が集まるようになりました。新聞はこれらのさまざまな情報を整理し、みんなにわかりやすく伝えるために誕生したのです。横浜毎日新聞の発行以降、日本全国で新聞が次々と発刊されるようになりました。ミュージアムでは、このような新聞の発展についても知ることができます。

新聞のあゆみと
現代の情報社会を知る

インターネットが発達した現代では、身近にあふれる情報の正誤を判断するのがとても困難になっています。現在の情報社会では、情報リテラシーをもつことが大切です。

情報社会を生きる

関東大震災から100 年。災害や戦争が起きたときには、多くの間違った情報が飛び交います。近年では新型コロナの感染拡大時に根拠のない情報が拡散され、社会に大きな混乱が生じました。情報には「警戒して近づき」、「発信者を確認」、「情報の他の側面を確認」、「仲間と一緒に検討」するなど、慎重に接することが大切です。

多くの情報から
確かなものを見分けるには?

ニュースパークは本学の提携施設のため、学部生・院生及び教職員の利用およびイベントへの参加は原則無料です。
(大学所属を確認できる学生証等の提示が必要です)

ニュースパーク

横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター(受付は2階)
みなとみらい線「 日本大通り駅」直結
10:00~17:00(最終入館16:30)
㊡月
HP

COLUMN

神大の誕生を知っていますか?

2028年に創立100周年を迎える神奈川大学。
神奈川大学も横浜の地で生まれ、現在までの長い期間、学生の学びの場として発展してきました。

神奈川大学の起源となる「横浜学院」は1928(昭和3)年4月、関東大震災復興期の横浜・桜木町に開かれました。
同年10月までは、被災後改築した二代目横浜駅(現在の横浜市営地下鉄高島町駅付近)が最寄り駅でした。
横浜学院は無名の各種学校でしたが定員を上回る241名が入学し、ほどなく約2km 離れた西戸部町富士塚へ移転、専門学校としての設置を申請して翌年認められました。

▲日の出ビル(旧桜木会館)(2007年3月撮影)
▲旧桜木会館の所在地は、みなとみらいキャンパスの21階からも眺めることができます。

神奈川大学の前身の横浜学院が1928年4月に最初の校舎として1・2階を借用した「桜木会館」は、関東大震災前年の1922年9月に竣工した3階建てのモダンなオフィスビルで、当時の最先端の建物でもありました。特に、震災前に鉄筋コンクリート造を採用した点は、時代を先取りした建物であることを示しています。2008年解体。

※2023年7月取材当時の情報です

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