本学学生の生活実態の全体的な傾向を把握し、学生生活や修学支援などの今後の施策を立てることを目的として調査を実施しました。(回答者数2677名)以下のとおり、調査結果の抜粋を報告します。
- 調査実施期間
- 2025年10月14日~2025年11月16日
- 回答者数
- 学部生 :2577名
大学院生:100名
学生生活支援委員会より
去る2025年10月14日から11月16日までの期間で実施した「2025年度学生生活実態調査」の報告書をまとめましたので、ご報告いたします。本調査は、1983年度の開始以降、隔年で実施しており今回が17回目となります。実施方法は前回(2023年度)と同様に、手軽に回答できるようスマートフォン対応の専用サイトを開設して実施しました。今回はみなとみらいキャンパス開設5年目、また全学部の横浜エリア集約後3年目の調査となります。学生からは幅広い学びや多様な価値観を持った学生との出会いに関するコメントも寄せられ、横浜エリアへの集約を契機として学生の学びや学生生活のさらなる充実が図られている過程の調査報告と言えます。まずは、本調査への回答にご協力いただいた2677名の学部生及び大学院生の皆さんに感謝申し上げ、以下に調査結果の概況を述べさせていただきます。
1.学生の一週間あたりの学習時間について
一週間あたりの予習、復習に費やす学習時間については、今回調査では「1~5時間」と回答した学生の割合が53.5%と新型コロナウイルス収束後に実施した前回調査の55.4%から大きな変化は見られませんでした。一方で、学生生活で重点をおいていることに対する回答においては「勉強や研究」が27.4%と全体の3割以下であることを踏まえると、学生の学問に向き合う姿勢を高めるべく、大学としても学んで問うことへの興味関心を喚起させる指導の工夫などが取り組むべき課題のひとつであると捉えています。
2.学生が現在抱えている問題について
進路や就職の悩みが66.2%と最も多く、過去2回の調査と同様の結果であり、大学生に共通する悩みであると考えられます。不安や悩みなどの問題に直面したときの学内の窓口や施設の利用状況については「利用したことがない」が69.3%と最も多い回答でしたが、学内の窓口や施設を利用した学生のうち8割前後の学生が「問題の解決に役立った」(「問題の解決ができた」・「問題の解決がある程度できた」)と回答していることから、学内で相談できる窓口や施設の存在を広く学生に周知し、利用に繋げることが必要であると思われます。
3.喫煙について
本学では、2022年にスモークフリー(無煙化)推進宣言を掲げて卒煙支援を推進していますが、今回の調査では、喫煙率が5.5%と前回調査の7.3%から減少に転じています。敷地内禁煙については「現状のままで良い」「分煙をさらに徹底」が全体の7割程度を占め、自由記述欄には非喫煙者から喫煙を問題視する回答が多く見受けられるため、健康保持対策や受動喫煙対策を考慮した施策の実施が望まれます。
4.神奈川大学についての満足度について
本学への満足度を点数で表した平均は71.7点で前回調査から2.4点上昇しました。本学への満足度は、学生生活満足度を問う設問との正相関がみられ、学生生活満足度の向上が本学に対する満足度向上のひとつの要素になると考えられます。引き続き、学生の声に耳を傾け、施設の充実や教員との交流の機会の充実などに目を向けていく必要があると感じています。
5.自由記述欄の記載内容について
自由記述欄に寄せられた回答について、以下に代表的な内容を集約いたします。
●「本学の魅力や特徴」として挙げられていたのは、履修できる講義の幅が広く、より専門的な知識を身につけることができること、総合大学として幅広い学問を学べること、国内外の多様な学生と触れ合うことができること、学内奨学金や就職支援など学生サポート体制が充実していること、図書館など充実した施設が整っていること、学生と教員の距離が近いことや教員の熱意を感じること、横浜の立地に根差した環境やアクセスが良いなどがありました。
●「本学の問題点や改善点」としては、履修制限科目の履修登録時における抽選制度の改善、学生が多いことによるキャンパス各所の混雑、Wi-Fi回線の環境改善、施設や設備の老朽化、喫煙環境の改善、混雑状況や価格設定など学食に対する意見など設備・環境面へのコメント、要望などが多く寄せられ、教職員の対応や学生のマナー・モラルに対する改善を要望するコメントも散見されています。本調査を通じて届けられた学生の声を真摯に受け止め、改善に向けた検討を進めたいと考えます。本学がより魅力的な大学となるよう、引き続き、関係者にご協力をお願いする次第です。
アンケート主要調査項目
※調査結果の一部抜粋をグラフ化しています
1生活全般について
生活費収入・支出/大学納付金/定職・アルバイト/キャッシュレス・電子決済/住居形態/通学手段・時間/学習時間/大学生活で重点を置いていること
2心と身体の健康について
悩みの内容/相談相手/相談施設について/学生のピアサポート/喫煙について/日常生活のトラブル
3課外活動について
部活動やサークルへの参加・活動内容/1 週間の活動日数
4図書館の利用について
利用頻度/利用目的/読書時間
5学生支援体制について
学生生活に関する満足度/身に付けたいこと/実現度予測
6情報機器・情報発信について
所持している情報機器/メディア、SNSの利用状況/個人情報の開示状況
7神奈川大学についての満足度
学生生活満足度平均点
※平均点は、「とても満足している」を4点、「ある程度満足している」を3点、「あまり満足していない」を2点、「まったく満足していない」を1点として算出。「経験していない」に関しては、平均点を算出する母集団から除いた。
一週間の予習・復習時間
現在抱えている問題について(全学)
月平均収入合計(全学)
※月平均収入合計と月平均支出合計は、「なし」を0円、「5千円未満」を2,500円、「5千円~1万円未満」を7,500円、「1万円~2万円未満」を15,000円、「2万円~3万円未満」を25,000円、「3万円~4万円未満」を35,000円、「4万円~5万円未満」を45,000万円、「5万円~7万円未満」を60,000円、「7万円~10万円未満」を85,000円、「10万円~15万円未満」を125,000円、「15万円~20万円未満」を175,000円、「20万円以上」を225,000円として算出。
※19年度より、「F.居住費」はQ8で「自宅通学」と回答したサンプルを母集団から除外して集計を行った。
一週間の勤務時間(アルバイトについて)
本学での実現度(全学)
本学で身に付けたいこと(全学)





















