学生スタッフ探検隊

ベトナムウィーク特別講演会&
限定学食メニューを
学生編集スタッフが取材しました

2025年6月23日(月)~28日(土)にベトナムウィークが開催され、伝統楽器の演奏会、ベトナムコーヒーワークショップ、ベトナム将棋大会など、様々なイベントが行われました。各キャンパスの学食では 期間限定でベトナム料理も出され、五感すべてで楽しめるイベントに!そのなかでも特別講演「“違い”を超えて咲く花 ~難民体験がくれた宝物~」の様子と限定学食メニューを学生編集スタッフがレポートします。

INDEX

特別講演会レポート

講演会:“違い”を超えて咲く花 ~難民体験がくれた宝物~
講師:トルオン・ティ・トゥイ・チャン氏

難民としての壮絶な避難体験、日本で感じた言葉の壁。ベトナムとの生活や価値観の違いを乗り越えて見えた、「平和」の尊さ。そうした経験をとおして気付いた平和の大切さ、そして「人はそれぞれ違って当たり前」という思いを語る。

参加者プロフィール

国際日本学部
国際文化交流学科3年
酒井 瑞菜さん

講演を聴いた感想

14歳でボートピープル(小型船で海を渡り国外脱出を図った難民)として来日したトルオン・ティ・トゥイ・チャンさん。彼女の名前は、ベトナムの花の名前だと先生が教えてくれたことが、心に残っていると語りました。

戦争で父の財産が奪われ、学校へ行けず、家族で小さな船に乗ってベトナムを脱出。砂糖でできたお菓子を舐めながら、助けを待ち続けた日々。やがてオランダのタンカーに救われ、日本の難民キャンプへ。そこには、笑う子供たちや咲く花がありました。

文化の違いに戸惑い、朝ごはんにカップラーメンを食べて注意されたことや、お弁当に中身を入れ忘れたことも。日本語が分からず、誤解を招いた民間療法のことも、今では大切な記憶となっているそうです。

「私はすごく幸せです。」そう話す彼女が見つけた宝物は、平和の中にある日常。そして、日本という“第二のふるさと”で出会えた、たくさんの温かい人たちでした。
私も、自分の中の“目に見えない宝物”を、大切に持ち続けていたい、そして、誰かにとっての温かい人になりたいと、心から思いました。

学食メニューレポート

ベトナムウィーク開催期間に合わせて日替わりで出されたベトナム料理。
学生編集スタッフがその味をレポートしてきました!

ベトナムの定番料理 フォー

法学部
自治行政学科4年
吉原 大翔さん

フォーは名前は聞いたことがありましたが、今回初めて食べました!
一口食べると、見た目以上に鶏の出汁と塩の味を感じられました。しかし、濃すぎるわけでもなく、優しい味で飽きずに食べられる料理です。鶏むね肉や水菜、レモンも入っており、一杯でも味変して飽きずに食べられるので、日本でも一般的に食べられる料理へとなってほしいと感じました!

学生編集スタッフが食べたメニューの
他にも様々なメニューがありました♪

ベトナムのサンドイッチ バインミー

パクチーが苦手な人にはパクチー抜きも用意されていました。

コンデンスミルクが特徴的なベトナムコーヒー

ヘルシーな軽食やおやつとして人気!生春巻き

神奈川大学では今後も様々な国の文化、伝統、学術の交流を紹介する、ナショナルウィークを開催予定です。ぜひ楽しみにしていてくださいね。

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