教職員オーケストラに
インタビュー!
ミニコンサートを
学生編集スタッフが取材・鑑賞
2025年2月27日(木)にTULLY'S COFFEE KU白楽駅店にて、神奈川大学教職員オーケストラメンバーによるミニコンサートが開催されました。
教職員が普段見せる”働く姿”、“教育者としての顔”とはまた違う側面に触れた学生スタッフの、率直なレポートとインタビューの様子お届けします。
参加者プロフィール
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経営学部
国際経営学科3年 三浦 知樹さん
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国際日本学部
日本文化学科3年 石川 悠さん
教職員オーケストラ 参加メンバー
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幹事
工学部 電気電子情報工学科 松木 伸行先生
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Vn
法学部 法律学科 上北 正人先生
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Vn
経済学部 経済学科 玉井 義浩先生
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Vla
図書館事務部 堀江 美由紀さん
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Cello
建築学部 建築学科 安田 洋介先生
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Cb
理学部 理学科 木原 伸浩先生
幹事 松木先生へのインタビュー

Q.教職員オーケストラ結成のきっかけを教えてください。
私はトロンボーンを演奏しますが、職場でオーケストラを組んでみたいと以前から思っていました。
あるとき職員の方から、楽器を演奏されますよね、とたまたまお声がけをいただいたので、実はオーケストラを作りたくて、とご相談したところ、楽器経験がある教職員へ積極的に声をかけてくださったんです。
そのご協力のおかげでこのオーケストラを結成できました。
Q.今回のミニコンサートに向けて、どれくらい練習をしましたか?
今年の1月中旬から、3回練習を行ないました。
今後も1ヵ月に1回程度のペースで練習していきたいと考えています。
Q.ご自身のゼミや研究室の学生には活動のお話しをされますか?
私の研究室では、クラシック音楽を趣味としている学生がまだいないこともあり、話したことはないですね(笑)。
ですが、学生への自己紹介の際には、学生時代に始めたオーケストラ演奏活動を今でも続けていることを話すようにしています。
というのも、学生のみなさんには"グループで何かを作り上げる経験"をしてほしいと考えているからです。
そして卒業後もこうした活動を続けられる喜びをぜひ知ってもらいたいですね!

Q.今後の目標を教えてください。
例えば神大フェスタのような学内イベントでの演奏を考えています。
そのために今後も練習を継続し、より良い演奏を届けられるようにしていきたいと思います!
ミニコンサートを鑑賞して

- 石川さん:
- 平日お昼過ぎの店内はコーヒーカップの重なる音やお仕事中の男性が打つパソコンのキーボード音、年配のご夫婦の談笑などが混じり合い、お客さんが各々の過ごし方をしていました。
13時になり幹事の松木先生による演奏曲の紹介ののちに、教職員オーケストラによるミニコンサートが始まると、それまで聞こえいていた笑い声や作業音がぴたっと止んだことが印象的でした。2曲目に入る頃に改めて客席に目を向けると、演奏に合わせて体を揺らす人や、椅子をオーケストラの方に向け赤ちゃんを膝に乗せて聴き入るお母さんの姿が。さっきまで黙々とパソコン作業をしていた男性もゆったりとした表情をしているのがわかりました。お店全体が自然と一体になり音楽ホールのようになっている一方で、リラックスしたカフェとしての空間も共存していて不思議な気持ちになる体験でした。
今後も色々な場所で、職員オーケストラの演奏を聴いてみたいと思いました。

- 三浦さん:
- 私はこれまであまり音楽に触れる機会がなく、コンサートにもほとんど行ったことがありませんでした。しかし、今回のミニコンサートでは、演奏者と観客の距離が近く、間近で生演奏を聴くことができたため、とても貴重な経験となりました。
録音された音楽とは異なり演奏者の指の動きが間近で感じられることで、音楽がただの「音」ではなく、「表現」として目の前で生まれていることを実感しました。
また、取材を通じて、教職員の方々が学生時代から音楽に触れてきたことを知り、中には20 年ぶりに楽器を手に取ったという方もいらっしゃいました。その話を聞き、学生時代に打ち込んだことや夢中になって取り組んだことが、時間が経っても色褪せることなく、将来の人生に何らかの形で活かされるのだと実感しました。これから私もさまざまなことに興味を持って挑戦していきたいと思います。
※2025年2月取材当時の情報です。