
ファンデーション中の成分の相互作用に
着目し、“化粧もち”の変化を研究
入内島 萌奈さん
化学生命学部 生命機能学科 4年
もともと化粧品に興味があり、実際の製品づくりと関連の強いテーマを研究できる山下研究室を志望しました。今は、リキッドファンデーションに含まれる2つの成分の相互作用に着目し、化粧の“もち”への影響を研究しています。
化粧品ナノデザイン研究室
(山下裕司研究室)
化学生命学部 生命機能学科
化粧品科学
3年生はまず先輩の研究を見学したり論文を読んだりして、研究室の取り組みについて理解を深める。その後、3年生の10月には卒業研究のテーマが決定し、1年以上かけて卒業研究を行う。

縦と横、両方のネットワークを
築きやすい環境
研究だけでなく
進路選択も相談できる仲間ができる
一体感の強さは、山下研究室の魅力のひとつ。月1回程度の頻度で実施されるイベントには、基本的に全員が参加している。山下先生は「横だけでなく縦のつながりも強いと、就活や卒業後にも助けられることが多いはず」と話す。
山下研究室の研究テーマは、化粧品科学。化粧品の製造に欠かせない技術を、コロイド科学や界面化学、皮膚科学などの多様な観点から研究している。例えば、効果や安定性をより高められる原料の配合方法を考えたり、化粧品の作用や使用感を調べる臨床研究を実施したりといった内容だ。中でもメインとなるのは、微小重力下(重力がほぼない環境)で化粧品の品質を評価する仕組みの研究だという。
山下先生は、化粧品科学のおもしろさを次のように語る。
「化粧品科学は、化粧品製剤を研究すれば良いわけではなく、塗布される皮膚のことも考えなければなりません。そこには製品を使う人の皮膚状態や好みなど個人差があり、研究領域は無限に広がっています」
研究のスタイルとして特長的なのは、化粧品メーカーや研究機関などとの共同研究が盛んである点だ。外部組織とのコミュニケーションでは、学生を前面に立てるという。
「学生たちにリアルな社会を体感してほしいと考えているためです。学外の方の多くは、学生に対しても専門用語を使って話します。そうやって大学にいながら社会のスタンダードに触れれば、自然と視座が高まり、勉強への姿勢も変わるのではないでしょうか」
そんな山下研究室では、研究だけでなく、人間力の研鑽も重視している。
「私自身が企業勤めを経験していることもあって、学生が社会に出たときに “周りの人たちから一緒に働きたいと思われる人材”に成長することを願っているんです。そのため、時間を守れないだとか、あいさつが疎かだとか、人として当たり前にやるべきことができていないときはきちんと指摘します。人間力が足りないと、せっかく光るものをもっていても見てもらえませんからね」
学生一人ひとりをよく見て、足りない部分を見極めながら指導することを大切にしている山下先生。その温かい目が見据えるのは、学生たちの“卒業”ではなく、その先にある“社会での活躍”だ。

ファンデーション中の成分の相互作用に
着目し、“化粧もち”の変化を研究
入内島 萌奈さん
化学生命学部 生命機能学科 4年
もともと化粧品に興味があり、実際の製品づくりと関連の強いテーマを研究できる山下研究室を志望しました。今は、リキッドファンデーションに含まれる2つの成分の相互作用に着目し、化粧の“もち”への影響を研究しています。

山下先生は学生の自主性を尊重しつつ、
一人ひとりと向き合ってくれます
可兒 美侑さん
化学生命学部 応用化学科 4年
山下研究室には、学生が自ら計画を立てて研究を進めていく風土があります。私は自分で試行錯誤することにやりがいを感じる性格なので、楽しく研究に取り組めていますよ。先生は一人ひとりを丁寧に見てくださるので、不安もありません。

仲はとてもいいけれど、オン・オフの
メリハリはしっかりしています
石山 大翔さん
化学生命学部 生命機能学科 4年
スキンケアに興味があったこと、また山下先生の人柄に惹かれたことが、この研究室を選んだ理由です。研究室の雰囲気はとてもよく、みんな仲よし!一方でオン・オフのメリハリはしっかりしており、研究にも集中しやすい環境です。
実は私、
天日塩
コレクター
なんです!


食べるためではなく、成分を分析するために、各地でコツコツと買い集めています。味わいの違いに影響を与えている微量成分を明らかにするのが、定年退職後の楽しみのひとつです。