お国じまん[WORLD][JAPAN]

留学生と国内各地出身の学生に、
自分の故郷のいいところをアピール
してもらいます。

地元人ならではの
ご自慢ポイントを知れば、
行ってみたくなるかも!

WORLD

今号の出身地はココ!アインドネシア 西カリマンタン州ポンティアナック市

母国語でひとこと

Mantap!

「いいね!」という意味ですが、美味しいときや話しているときのリアクションとして使われています

国際日本学部 国際文化交流学科3年
ファネサ ローレンシア
さん

VANESA LAURENCIA

小学生のときに見た日本のアニメをきっかけに日本語の勉強を始め、2020年9月に来日。観光に関する勉強がしたくて、日本語学校や観光通訳の専門学校に通いました。観光文化コースがあること、みなとみらいでのキャンパスライフに惹かれて、2023年4月に編入しました。休みの日は家でのパンづくりや一人カラオケなどを楽しんでいます。ボーカロイドが大好きです!

インドネシアの伝統的な布製品、バティックを着てきました!

ご自慢トリビア

街の名前「ポンティアナック」は
幽霊の名前!?

私の出身地「ポンティアナック」はインドネシアで有名な女性の幽霊の名前が由来です。この地に暮らした最初の権力者がこの幽霊を目撃したことから、名づけられました。

多様な民族が共存するダイバーシティの街。
赤道直下のため一年中暑いです!

赤道直下の街として有名で、赤道記念碑も建てられています。ポンティアナック市は人口の9割をダヤク族・マレー族・中華系が占めており、多様な民族が平和に共存している、まさにダイバーシティの街。多民族国家ゆえに祝日も多く、街全体が民族に関係なく一緒にお祭りなどの行事を楽しんでいるんですよ。また、亜熱帯気候のため一年を通して気温が高く、季節は大きく雨季と乾季に分けられます。日本には四季があるため、インドネシアに比べると夏はより一層暑さを感じてしまいます。アロエベラが特産品で、飴やチョコレートに加工されたお菓子が人気のお土産です。名物料理はたくさんあって、どれもおすすめなのでぜひ食べてみてください!

お国じまん01

蒸し餃子に似たもちもちのおやつ「チャイクエ」

クズイモやニラ、里芋が入っていて、蒸し餃子に似た見た目をしています。米粉や小麦粉、サゴ粉の生地で包まれているため、もちもちとした食感が特徴です。唐辛子醤油に付けて食べます。ポンティアナックの料理で一番のお気に入りです!

お国じまん02

再開発が進む「ウォーターフロントシティ」でゆっくりと

インドネシアで一番長いカプアス川の川沿いが再開発され、夜になると人々が集まります。さまざまな屋台が並び、川を見ながらゆっくりと過ごす人がとても印象的です。カプアス川周遊の観光船や、ジョギングコースもあり、思い思いの過ごし方ができるのでおすすめですよ。

お国じまん03

中国伝来の文化が独自に進化した「チャップゴメ」

陰暦による新年の15日後に行われる伝統的な行事。数百もの龍や獅子舞がパレードをして、街全体でお祝いをします。元は中国伝来の文化ですが、インドネシアで独自に変化し、衣装も独特なのでぜひ体験してみて欲しいです!来日する前までは、幼い頃から毎年見に行っていました!

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