スローガンは「挑戦」
みんなで同じ目標に進むことが
チームを強くする

今年5月に行われた春季リーグ戦において見事優勝を果たしたゴルフ部は、現在Bリーグでの入賞を目指して日々練習に励んでいる。3年生で部長を任されている伊藤翼さんは、小学生の頃に父親の影響でゴルフの楽しさに気づき、現在に至るまで熱中している。
初心者には入部へのハードルが高く感じるかもしれないが、実際に大学からゴルフを始めた部員もいる。初心者でも続けられるのは、長い歴史のあるゴルフ部ならではのOBとの交流や、先輩の手厚いフォローがあるおかげだ。
個人競技のイメージが強いゴルフだが、大学の大会では6名が1チームとなり、ひとりひとりのスコアを団体の得点として競う。伊藤さんは「個人ではなく、チームで同じ目標に向かって進むことが、大学でゴルフをやる一番の魅力だと思います」と教えてくれた。

Bリーグでの入賞を目指し、日々練習に励んでいる一方で、高校生以下のジュニアゴルファーを育成すべく学外の団体と協力し、交流戦のイベントを年に一度開催している。今年は年に2回の開催を目標とし、他大学のゴルフ部と連携しながらイベントの準備を進めているそうだ。
「イベントもそうですが、ほとんどの部員がアルバイトとして一般の方のキャディもやっているので、様々な方と関わる機会が多いんです。卒業生の先輩方との交流もあり、その“関わり”が大学生活をより充実させています」

ひとりでも多くの人にゴルフの楽しさを知ってもらうため、将来的にもゴルフに携わっていきたいと話す伊藤さん。まずは、部活内でのメニューを見直し、初心者も経験者も楽しめるように工夫しようと考えている。
「大学からゴルフを始めた部員に、最近ではスコアを抜かれることもあるんですよ。
ゴルフクラブの貸出しなどもあり、初心者でも上手くなれる環境を整えているので、ゴルフクラブを握ったことがない方も、気軽に覗いてみてほしいです！」