子どもたちに、鎌倉ならではのわくわくする体験をしてほしい。
そんな思いで活動をしています！

放課後サポートや体験学習などを通して、地域の子どもたちと一緒に全力で楽しむ。それが「てらこや 神奈川大学支部」の主な活動内容だ。代表を務める青木竣さんは、子どもたちにとっての「最高の放課後」になることを目標に日々活動している。
例えば宿泊体験では、2023年の夏に鎌倉の建長寺で2泊3日の合宿を行った。「本気de建長寺」をテーマに掲げ、座禅や精進料理体験をはじめ、いろいろなアクティビティを計画したという。「たった2泊3日のなかで、子どもたちはぐんぐんと成長を見せてくれるんです。その成長する姿に感動しました。子どもたちも本当に楽しんでくれていて、私にとってもこの合宿が一番の思い出になりました」

学生も積極的に「てらこや」の運営に関わっている。「どんな人でもやる気さえあれば、このサークルには向いていると思います。子どもたちの成長に関わりたい人など、興味がある人はまず参加してみてほしいです。大船駅近くの事務所に行けば、平日は毎日何かしらの活動ができますよ」
他大学の学生も同じプログラムに参加をしているため、他大学の学生と交流もできるほか、「子ども以外にも保護者、地域の人たちとの関わりをもつことも多く、学生自身が人として成長できることも魅力」だという。子どもたちと関わるときは、青木さん自身が率先して全力で楽しむことを心がけている。「失敗してしまう姿も堂々と見せるようにしています。失敗は怖くないということやチャレンジすることの大切さなどを、自分の姿を見て子どもたちには勉強してほしいなと思っています」