CLUB ROOMS「クラブ・サークル紹介」

PICK UP CLUB

手話サークル303

CLUB DATA
部員15人。対面での活動は横浜キャンパスが中心。週に1回、学生が参加しやすい夕方以降の時間帯に外部から2名の講師を招き練習。就職後の職場で手話を生かしている卒業生もいる

対面とオンライン、両方の良さを組み合わせ手話を広めていきたい!

手話と聞くと難しそうだという印象を持っている人もいるかもしれないが、「手話サークル303」の新入部員は、ほとんどが初心者だという。
「私自身、手話はまったく未経験でしたが、はじめてみると指導してくれる外部講師の方も先輩たちも気さくで雰囲気が楽しい。だから学びやすかったのか想像よりも早く上達できました。相手の手話、伝えたいことをきちんと理解できたときはうれしいですね」(前部長・山中悟さん)
サークル発足のきっかけは教職員が行っていた地域のろう者と交流するボランティア活動に学生も参加するようになったこと。そんな背景もあり、学内だけでなく小学校での手話体験学習や、ろう者の演劇への協力、手話イベントヘの参加など、積極的に外部で活動してきた。

「この2年はコロナの影響で、学外での活動ができませんでしたが、一方でオンラインであれば横浜以外のキャンパスの学生も参加しやすいといったメリットも感じられました。今後もオンラインでの活動を上手に取り入れていきたいです」と、現部長の佐藤涼香さん。佐藤さんは中高時代から少しずつ手話を勉強していたそう。
「手話は一種のボディランゲージなので、比較的グローバルに通じやすく、外国の方との意思疎通に役立つこともあるんです。個人的には、お互いがマスクをして口を隠していることが多い今だからこそ、非ろう者同士のコミュニケーションにだって役立つのではないかと想像したりしています。そんなふうに楽しみながら学ぶのもOKなので、興味があったら気軽に参加してみてくださいね!」

聴覚障がい者の社会福祉増進と文化向上を目指し、神奈川県内の聴覚障がい者とその関係者が集う「手話フェスティバル in かながわ」には積極的に協力。2019年は神大が会場となった

オンラインでの活動は、どうすればより伝わりやすくなるかを考えるきっかけにもなった。写真の手話は、世界共通の「アイラブユー」

ろう者の演劇サポートをするだけではなく、2018年の神大フェスタでは自分たちも手話劇を披露

introduced by

法学部 法律学科 1年
佐藤 涼香さんSuzuka SATO

手話はボディランゲージなので海外で通じることも多い。コミュニケーション能力がアップすると思います!

※取材当時の内容です
(2022年3月発行「神大スタイル334号」より)

RANKING