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女子ラクロス部
- CLUB DATA
- 1991年創部。部員22名。月水木土日に横浜キャンパスグラウンドで練習している。関東学生女子ラクロスリーグ(女子)2部所属。今年の目標は1部昇格。
未経験者も全員戦力。
チーム一丸となって、攻めのプレーで1部リーグ昇格を目指す
昨年、22年ぶりに関東学生ラクロスリーグ(女子)2部に昇格した女子ラクロス部。今年は9名の1年生が入部し、ますます活気づいている。
主将の澤野楓さんは「ラクロス未経験の部員も活躍している」と教えてくれた。「部員のうち、経験者は私ともうひとりだけ。ほかの部員も運動経験者ではあるものの、ラクロスを始めたのは大学からです。それでも、『For ONE』をスローガンに掲げ、全員が戦力となって試合に臨んでいます」
そんな女子ラクロス部の合言葉は、“何点取られても、+1点取れば勝ち”だ。「ラクロスのルールはアタックに有利なものとなっており、攻めの姿勢が勝利のカギです。そして私たちの強みは、そのアタック。常に強気のプレーを心がけています」
また、昨年から練習メニューを見直したことも躍進の一因だという。「3人組でフィードバックし合いながら基礎を強化するメニューを新たに取り入れ、着実に強くなった実感があります。ちなみにメニューは、部員みんなで意見を出し合いながら考えています」
そんな澤野さんに、練習で意識していることを聞いた。「前向きな言葉を選ぶことです。できなかったことよりも、よかった点や次に挑戦したいことを話し合うようにしています」
女子ラクロス部の練習は週5日、平日は朝の7~9時と早い時間帯に行われるが、一人ひとりがメリハリを大事にしながら打ち込んでいるという。「授業やアルバイトに加えて朝練となるとなかなか忙しいですが、全員が向上心をもって楽しんでいます。横浜キャンパスのグラウンドで元気よく練習しているので、1限の前に見かけたときは、ぜひ応援してもらえるとうれしいです!」
ラクロスでは、「クロス」と呼ばれる網が張られたスティックを使う。試合時間は、15分×4クォーターで合計60分。ポジションによっては100メートルのフィールドを走り回る、運動量の多いスポーツだ。
練習の様子は、マネージャーがスマートフォンで撮影。動画はグループLINEで共有される。澤野さんは、下級生のプレーの様子をすみずみまでチェックして、1人ひとりにフィードバックを行っているそう。
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国際日本学部 国際文化交流学科 4年
澤野 楓さんKaede SAWANOラクロスはスピーディーに展開が進み、点が入りやすいスポーツなので、観戦も楽しいと思います。
プレーヤーもマネージャーも、絶賛募集中です!
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interview with
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法学部 法律学科3年米山亮汰さんRyota YONEYAMA
この取材を通して、女子ラクロス部のさまざまな取り組みや競技の奥深さを知ることができました。
練習メニューだけでなく、SNSを活用した勧誘動画の作成や、地域の方々やラクロス部のある高校との交流にも力を入れていることに驚いています。
また、取材をする側・される側の両者の感情をよく知ることができ、どのような質問が答えやすいか、質問されたことに対してどのように伝えれば真意が伝わるのかといった構図が感じられ、とても良い経験になりました。
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Photo by
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法学部 自治行政学科2年吉原大翔さんHiroto YOSHIHARA
実際に撮影をしてみて、動く被写体の撮影の難しさを知りました。
プレー中は常に動いているため、同じシャッターチャンスは二度と来ないということを意識しました。
女子ラクロス部は大学からラクロスを始めた人も多いとのことなので、経験の有無によらず、初歩の練習からおこなっており、雰囲気も良かったと感じました。
※取材当時の内容です
(2023年7月発行「神大スタイル339号」より)